訪問診療について

在宅医療とは

 ご自宅にて定期におこなう“訪問診療”に加え必要時に行われる“往診”があり合わせて“在宅診療”と言われます。尚、在宅医療にはこの在宅診療に加え他に訪問歯科診療、訪問薬剤指導、訪問看護、訪問リハビリ、訪問栄養指導などがあります。その人の状態によりそれぞれが導入されますが常に連携して当たるのが基本です。そして在宅医療のよさは何と言っても住み慣れたところで行われることです。入院医療と異なり治すことのみを一律に追求しません。また希望を取り入れながら行いますので要はオーダーメードと言ってもいいでしょう。延命治療を希望しない方は治療をしない選択をすることも可能です。当然主人公は本人であり、それを支える家族であると言えます。我々はそれを医療面から支えるのが役割であり決して考えを押し付けたりはしないのが通常です。入院医療とよく比較を問われますがその状況で入院医療がふさわしいと判断すれば入院すればよくどちらか一方だけということはありません。つまり在宅医療vs入院医療の構図は成り立ちません。

当院での在宅診療を希望する方へ

 20年を超え現在まで1800名を超える方々(純粋な在宅は85%程度)と共に歩みました。今までは遠方や強く方針の合わない方以外はお受けしてきましたが、今後より双方納得のいく在宅医療を目指します。以下にあくまでもですがだいたいの対象条件を挙げますので参考にして下さい。
・50歳以上
・外来診療をしばらく継続している
・本人または親族全員が在宅療養を望んでいる
・現状以上の回復は望まず、延命などせず自然な形で医療が行わることを理解している
・終日対応契約する際は訪問看護師も導入する
・薬を使用してもある程度現時点で痛みはコントロールできている
・輸血などの血液製剤、抗がん剤、アミノ酸製剤、頭蓋内浮腫改善薬の点滴は非実施
・当方の訪問日時をある程度優先
  最終的には院長や職員との話し合いで決定しますのでまずはお気軽にお尋ねください。